激白! 一部の遺品整理業者の裏側 遺品整理で気を付けるべきこと

こんにちは、ホーリーです!
コロナウイルスの影響で経営破綻する会社も増えていて厳しい環境が続いていますね。
日本も都心部では感染者数は一時的に落ち着いてきていますがGWも控えていて地方への感染拡大が懸念されています。
又、南米や中東で感染拡大が見受けられ、アフリカもこれから拡大するだろうという見方が多いです。
そうなると日本も第二波が来る恐れもあります。
かの悪名高きスペイン風邪も第二波で猛威を振るいましたので、まだまだ気を抜けない現状でこれからより一層の注意が必要です。
コロナウイルスの影響の長期化を想定してビジネスを展開した方が良いでしょう。
さて、前置きはこのくらいにしておいて今回は遺品整理について書いてみます。
ここ数年遺品整理業者がとても増えました。
そんな中、悪徳業者も増えています。

 

 

悪徳遺品整理業者

簡潔に言いますとネコババ業者です。
高齢者の孤独死のような物件に多いのがタンス預金のネコババです。
天井裏や仏壇の奥・床下、本の中・棚の隠し扉等に保管されているケースが多いようです。悪徳業者はこれらを依頼者に報告する事なくネコババします。
私がリサーチした業者は悪びれる様子もなく、過去にとある物件で数百万見つけてそのまま頂戴した等と言っている方もいました。
又、一見ゴミのようなものでも価値ある物がたくさんありますが、業者はその点も抜け目なく廃棄品と区別して回収してオークションサイト・フリマサイトに出品もしくは古物市場に持ち込んで売り捌きます。
毎月そのような売却品の利益を百万円以上得ている業者も珍しくありません。
廃棄品回収代金もしくは清掃費用を依頼者から受け取っているので二重に利益を得ているという事です。
このような悪徳業者のカモにされないようにはどうしたら良いのでしょうか?

 

 

 

業者に依頼する前にすべき事

まずタンス預金や貴金属が無いか、くまなく隅々まで探しましょう。
それと同時に手間ではありますが、価値ある物がないか落札相場や価格相場をネットで調べながら探しましょう。
骨董品、美術品、切手、着物、レトロ玩具やレトロゲーム、人形等はもちろんの事、昔のノベリティー、楽器、工具、その他趣向品についても値がつきそうなものは先に引き上げておきましょう。
ダメージがあっても高額で取引きされるものも多々あるので汚れているからダメと決めつけずに選別しておきましょう。
又、古い銀行の封筒や牛乳キャップ等マニアックなコレクター向けに需要があるものが多々ありますので、選別の際にはコレクター需要の有無で判断しましょう。
コレクター需要がわからない場合はネットで「意外に売れる物」等と検索すると色々ひっかかりますのでネットを活用しましょう。
このように探し回るのは気が引けますが、亡くなった方はご遺族に資産を譲る事を望んでいる方が多いので遺志を継ぐという思いを持って作業を進めましょう。

 

 

業者の選定

業者に依頼する前に目ぼしい物を引き上げる事ができたらネコババされる事は無いですが、万一の探し漏れや追加費用の請求等のトラブルを避ける為に、口コミを見たり、コンプライアンスがしっかりとしている大手チェーンに依頼するのが無難です。
又は不動産業等に勤めている知り合いを伝って業者を探すと良いでしょう。
その中で遺品の買い取り査定サービスを行っている業者を選びましょう。
尚、買取査定サービスを行っていても二束三文の価格を付けられる事が多々あるので、買取査定には期待せずネコババ業者と選別する為のリトマス試験紙程度に考えておきましょう。
(ネコババ業者は買取査定サービスを行っていない所が多いです。)
業者の方に依頼できたら念の為、作業当日はできるだけ現場に立ち会いましょう。

 

 

引き上げた物をどうしたら良いか?

主にネットオークションもしくはフリマサイトで出品して売却をします。
真贋の判別がつかない物の出品はガイドライン違反の恐れがありますのでネットで調べたり専門の買取店舗等に持ち込んで査定を受けて真贋を判断しましょう。
出品してから2~3ヵ月して売れ残ったものは保管場所を取られるだけなので家庭の不用品と混ぜて宅配買取業者に送りましょう。
大した価格は付けてもらえないとは思いますが売れない物を場所をとって保管もしくは廃棄のする事を考えると少しでもお金になる方が良いので見切りをつけてしまいましょう。
贈与税や売却利益が多くでた場合の申告につきましてはここで書いてしまうと長くなってしまいますので、専門サイト等で調べて知識は事前に持っておきましょう。
又、継続的に出品する場合は古物商を取っておくと良いでしょう。
古物商の許可申請は申告手数料19000円で書類の記入だけで試験等なく簡単に取れます。
私物の不用品処分程度なら古物商は不要ですが、取引が多かったり業と見なされる場合は古物商は取っておきましょう。
古物商申請は管轄警察署の生活安全課に事前に電話して確認すると良いです。
古物商については機会を見て今後掘り下げて書きます。

 

いかがでしたでしょうか?
遺品整理に限らず知らなくて損をしている事が世の中には多々あります。
そのような事をこのブログでこれからも書いていきますので、皆さんのこれからに役立ててもらえたら幸いです。
ではまた~!

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